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この歯とハグキの境目にしっかり届くようにに毛先を細くするという考え方は、その後、他社でも用いられるようになったようです。ところが、同じ細くするといっても、技術には大きな違いがあるのだとか。
「最近お店でもよく見かけるようになった、毛先が尖ったものは、毛先を薬剤に漬けて溶かしているんです。よく見ると筆ペンの毛先などに似ているように思えますが、実は基本的には同じ技術が使われています。手で触ってみると、グラインダーで削ったテーパード加工と比べて感触にずいぶん差があることが、わかると思います」
櫻井さんが差し出してくれた2本のハブラシ。毛先を指で押してみると、GUMの方はしっかりとした弾力があり、他社製品の方はとてもソフトです。
「これは、使用感が大きく異なるので、使う方の好みも分かれるところです。当社でも、消費者はもちろん、歯科医等の専門家の話も伺っていろいろ検討したのですが、結局テーパード形状のグラインダー加工毛を継続して販売しています。」
どのような部分が検討されたのでしょうか?
「ひとつは、グラインダーで加工すると、毛先だけが削れているので、毛全体に弾力があってしっかりしているということです。それから、削ることによって毛先の表面に細かい凹凸が形成されるので汚れをかき出しやすいという利点があります。薬剤で溶かして細くすると、毛先が歯やハグキと接触する面積が小さくなり汚れをとりくいのです」
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