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前回は、日本のハブラシの技術が毛を揃える技術から毛先の加工へと進化していったという話でした。
その背景にあったのは、ハブラシの使い心地や機能性について、消費者や歯科医が寄せる声だったのです。磨いても痛くないハブラシにするにはどうしたらいいか、歯と歯のすき間、歯とハグキの間の汚れをどうやって落とすか…。
こうした問題を克服するために、ハブラシ技術開発のなかでも特に焦点があてられたのが「毛先」だったわけです。
いまや日本では、歯医者さんに行けば、“お口の状態に合う”ハブラシを選んでブラッシング指導してくれる時代です。 スーパーや薬局に並んでいるたくさんのハブラシを、デザインではなく、「毛先」に注目して見てみると、そのことがよくわかります。
そして、まだまだ日本のハブラシの「毛先」は進化中。ハブラシ技術研究者たちによる研究は、日夜しのぎを削って行われています。そんな研究者のひとり、サンスター本社の研究所でハブラシの技術開発にあたっている櫻井晋也さんの発想と着眼点は、実にユニークなものでした。
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