先進国の日本。でもお口の事情はというと…。12歳児一人当たりのDMFT指数(う蝕(ムシ歯)罹患経験歯数)は1999年の日本では2.4本。※1 2001年の世界平均では1.74本で世界平均よりも多いのです。※2 また、1992年の先進国アメリカでは1.28本、※3 約10年前と比べても日本の方が一人当たりのムシ歯本数は多いのです。
なぜそのような違いがあるのでしょう?理由の一つとしてアメリカでは日本に比べ医療費が高いため、普段から病気にかかる前に自分で予防(セルフケア)をしようという意識が高いこと、また定期的に歯医者さんに行きフッ素塗布や健診を受け、ムシ歯予防する人が日本人より多いということがあります。次は歯の残存本数についてスウェーデンと比較してみましょう。
「8020運動」という言葉を聞いたことがありますか?これは80歳で20本以上の歯を残そうという運動です。オーラルケアの先進国スウェーデンでは既にこの目標が達成されています。では…日本は?というと1999年、80歳での歯の残存本数の平均は8.21本。※1 日本が8020運動を達成するには2030〜2040年までかかると言われています。実はスウェーデンでは、子どもの頃からの歯医者さんでの歯科健診やブラッシング指導によるムシ歯予防が盛んなのです。つまり、欧米では定期的歯科健診やセルフケアへの意識が高いのです。
※1「平成11年歯科疾患実態調査」 ※2「WHO(世界保健機構)調査」 ※3「第三回米国全国健康・栄養調査(NHANES
III)」
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