思春期は、子どもから大人への変わり目にあたる時期。年齢でいうと、だいたい12〜13歳から18〜19歳までにあたります。口のなかで、子どもから大人への変化といえば、乳歯から永久歯に生え替わる点です。思春期前半の12〜15歳には、永久歯が親知らずをのぞいてだいたい 生えそろいます。 この時期は、永久歯がムシ歯にもっともかかりやすい時期でもあります。成長に伴い、飲食回数が増えることも多く、ムシ歯になりやすいのです。しかも、小学生低・中学年のころは親の監視で続けていた歯みがきも、次第に子どもだけで磨くようになり、親の目が行き届かなくなります。また、小学高学年から中学生になると、試験勉強などで寝る前に間食をとることが増えるのも、ムシ歯が増える原因といえるでしょう。
永久歯のなかでも、一番奥の第三大臼歯は、17〜21歳ごろに生えてきます(一生生えない人もいます)。そのため、この歯には、2つの呼び名がついています。ひとつは、智恵がついたころに出てくるので「智歯」。もうひとつは、両親がこの世にいなくなったころにひょっこり出てくることもあるということで、よく知られている「親知らず」という名がつけられています。